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2012年9月16日日曜日

バンドマンって奴ぁ

我々は所謂アマチュアバンドである。

そんなもん宣言した所でそりゃそうだって話だが、
そもそもプロなんて目指さないと結成当初から宣言しているのでそうなのである。

そんなスタンスだからこそか、言われて腹が立つって程では無いが、ムズムズとなんだか釈然としない言葉がある。
「バンドやってるって大変ですね」とかの類いであったり、逆に「バンドとか好きな事やれて良いね」とかそう言う類いの事だ。

まず前者に関して言うと、大変と言われようがなんだろうがこっちは好きな事やってるだけなのだ、「大変なのなんて織り込み済みだし、知った様な口きくんじゃねぇ!」と思ってしまう。
後者に関してはこうだ、「好きな事だからこそ妥協出来ない事だってあるし、知った様な口きくんじゃねぇ!」である。
どんだけ面倒くさいんだオレ…。

前述した通り我々はアマチュアバンドである。
特に使命感なんて持っていないし、自分達の好きな音楽をやる為にバンドをやっているだけだ。
ただ、少なくとも人に胸を張って「こんな音楽をやっています!」と言えるだけの誇りは持っていたいと思うし、値打ちのあるバンドにしたいとは思っている。

プロだから凄いとか、アマチュアだからこんなもんだ、なんて考え方はナンセンスだと常々思っている。
プロだから良い曲だなんて事は無いし、アマチュアだからダメなパフォーマンスなどと言う事は無い。
プロだろうがアマだろうが良い物は良いし、ダメな物は平等にダメなのである。

「バンドやってるって大変ですね」とか「バンドとか好きな事やれて良いね」と言う言葉を素直に容認出来ないのは、その言葉を容認した時に、バックボーンとして『所詮アマチュアである』と言う甘えを認めてしまう事になるのではないか、と言う恐れからだ。
同時に、頑張ってるからなんて言う部分で+αの評価なんてして欲しいと思わないし、バンドマンはもっと純粋に音楽を楽しみたい。そして楽しんで欲しいと思っている。

我々CRIMSON HORNETは、現在きちんとリリース出来る音源を制作する為に準備中である。
曲は最高だと自負しているし、きちんと聞いて頂けるような物にする為に妥協するつもりは無い。
そして、それは自分自身のやっている事を楽しみ、誇りうる物にする為にやる事だ。

バンドマンって奴ぁ、得てしてそんな事を考えながら活動している物なのである。

KAZZ

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